アトピーの自分が素のままで過ごせる豊富温泉

 

普段都内で生活をしていると、夏でも腕に炎症があると長袖を着たり、痒くても我慢してメイクをしたりと、アトピーであることを隠したり、「アトピーでない人」のように振る舞おうとなりがちです。

豊富温泉で生活していて一番印象的なのは、アトピーである自分をそのままさらけ出すことができることの心理的開放感。同じ境遇の療養仲間がいるので、目につきやすい部分の炎症がひどくても、この町にいる人のほとんどが皮膚炎を患っているので、全く負い目を感じることがありません。むしろ皮膚炎を患っていない人の方が「え、違うんだ!?」というような反応です。

そんな豊富温泉で療養生活をするには、まず寝るところを確保しなくてはいけませんね。そこで今回私が調査がてら利用した宿を紹介します。

とにかく安く泊まるには町営の宿・湯快宿

湯快宿

 

豊富温泉には湯治目的に来る人が多い為、長期滞在をする人も多いです。そんな人達にとって豊富町が運営している湯快宿はすごく有難い存在。一泊2,050円で2泊以上から予約可能です。

 

湯快宿2

 

人気の宿なので予約はお早めに!
◆電話番号:0162-82-2292
◆メール:yukaijuku@comet.ocn.ne.jp
http://www17.ocn.ne.jp/~yukaijuk/reservation.html#charge

 

 

湯快宿 キッチン

 

滞在中は各自自炊をします。湯快宿では滞在していた人達が帰るときに食器や調理器具、調味料などを寄付してくれる習慣があるそう。まさに助け合いの輪!そのお陰で、基本的に食材さえ持ち込めば本格料理ができちゃいます。

 

 

湯快宿ネット

 

「湯快宿はネットのセキュリティ強化にも力を入れています」と渡されたwi-fiの情報。思わず数えたら・・なんと63文字!東京でも見かけない抜群のセキュリティ体制で、IT関連の人でも滞在中安心してお仕事ができます。

 

常連客に長く愛されている川島旅館

川島旅館

 

1930年に創業された川島旅館。その人間味溢れる雰囲気と居心地の良さに魅了され、「豊富温泉に療養しに来るときはいつも川島旅館」という人も多いようです。

 

 

川島旅館ロビー

 

思わず「ただいま〜」と言いたくなるようなアットホームな雰囲気のロビー。

 

 

川島旅館食堂

 

宿泊客はこの食堂で集まってご飯を食べます。(体調が優れないときは部屋に持ってきてくれるそう。)宿泊客の皆さんとご飯を食べながら気軽に会話できるのも川島旅館の魅力の一つ。食事は療養目的の人と観光目的の人に合わせて2種類用意してくれます。療養目的の人は予約する際にその旨をしっかり伝えておきましょう。
◆電話番号:0162-82-1248
http://kawasimaryokan.com

 

 

川島旅館 食事

 

ちなみに私は伝えそびれたので、観光者向けの料理でした。ヘルシーですごく美味しかったです!美味しい晩御飯と朝食(ご飯・汁物・牛乳飲み放題)付き、24時間温泉入り放題で一泊8250円でした。療養目的の宿泊の場合は値段が安くなるので、予約の際に確認してみてください!

 

 

川島旅館個室

 

個室は一般的な和室です。ちなみに私の個室には鍵がありませんでした。東京の感覚だとかなりビックリですが、豊富温泉にいると「まぁ確かに無くてもいいよね。」と思えてくるので不思議です。実際全く問題ありませんでした。

川島旅館湯あがりプリン

 

川島旅館の隠れた名品「湯あがりプリン」。ネット販売もしていて、かなり人気らしい。絶品です!
http://item.rakuten.co.jp/tppn/wtka-01/#wtka-01

素泊まりも可能!ニュー温泉閣ホテル

ニュー温泉閣

 

最終日に泊まったのかこちらのニュー温泉閣ホテル。川島旅館の真向かいにあります。場所、設備の充実度、値段を総合的に考えると短期間過ごす宿泊施設としては一番良いかもしれません。私はここで一泊5,500円で素泊まりしました。ちなみにここも24時間温泉入り放題です!

◆電話番号:0162-82-1243
http://new-onsenkaku.com

 

温泉閣食堂

 

豊富温泉には「食堂」が2ヶ所あります。その一つがここのニュー温泉閣ホテル。今回4泊中3泊を素泊まりしたのですが、ニュー温泉閣の食堂はとても有難い存在で、おかげ様で滞在中は一度も料理をせずに過ごせました。

 

 

温泉閣アイス

 

温泉閣で販売しているアイスクリーム(300円)。ミルク味とバニラ味があります。私はミルク味を注文しましたが、これまた激ウマです。濃厚だけど甘すぎず、後味がさっぱり!2日連続で食べました。

番外編:長期滞在ならシェアハウスもあり!

湯の花荘

 

今回滞在はしませんでしたが、長期滞在を考えてる人にぜひオススメしたいのがこのシェアハウス「湯の花荘」。かつて旅館だった建物をシェアハウスとして活用しています。

 

 

湯の花荘

 

住人の方々が招待して下さったので、遊びにいきました。超レトロな空間の共同スペース。スナックを彷彿させます。この日は鍋を作ってくれました!

 

 

湯の花荘

 

鍋料理なのにガスコンロが無いことに気付いた住人さんたち。そこで「ホットプレート」の焼く板の部分をとってそこに鍋を置くという、実にクリエイティブな方法で美味しい鍋料理を振る舞ってくれました。頭良い!!

家賃は一ヶ月3万5,000円。まだ空きがあるようなので、興味のある方はリーダーの三嶋さんに連絡してみて下さい。
◆電話番号:08018311425
https://www.facebook.com/yunohanasou

 

豊富町は小さい町なので、なんと番地が存在しません。でも地元の方曰く、宅配の人が長年の勘で場所を把握しているので荷物などはちゃんと届くそう。

そんな小さな町だからこそ同じ境遇の仲間と気軽に繋がることができます。症状がしんどい時期に救いの場所があることを知っているだけでも心理的にかなり楽になるし、私ももっと早く豊富温泉の存在を知っていたらなぁとつくづく思います。

→【レポート第三弾】アトピーの人の町、豊富温泉の課題と大きな可能性
※レポ第一弾はこちら
全国からアトピーの人が湯治しに集まる豊富温泉レポ第一弾!

 

野村千代

 

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この記事を書いた人

野村 千代
野村 千代
untickle発起人。生まれつきアトピーで重度の症状により過熟白内障を患い失明状態に。その後も症状の悪化により3度社会生活を中断。2013年に本格的なアトピー改善に取り組むも、情報混乱のせいでなかなか自分に合う対策法が見つからず、苦労したことがきっかけで、untickleを立ち上げる。
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