政府レベルでの対策が奏功?韓国ではアトピー人口が僅かに減少【アトニュー】

久しぶりに韓国のアトピー情報をお伝えします!

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これまで何度かuntickleコラムでも紹介してきたように、韓国は日本と同じくらいのアトピーに悩む人が多い国で、アトピー人口はやく300万人と推定されています。そんな韓国ではアトピーは「先進国病」とも言われていますが、2年前から政府をあげて対策に取り組んでいる状況です。

そんな韓国からちょっと明るいニュースが!
2014年のアトピー人口が2009年に比べ2.6%減少したという調査結果が発表されました。

ソウル大学カン・ヘリョンアレルギー内科教授チームが、2009年から2014年の6年間国民健康保険公団の記録を分析した結果、2014年基準で1000人当たりのアトピー患者数は19人。これは2009年に比べ2.6%減少したことになります。

減少した原因にとって当チームは2009年以降、韓国において都市・産業化が成熟段階になったことで、空気汚染や衛生問題がある程度緩和されたことを指摘していますが、この辺はちょっと個人的には疑問が残る部分です。というのも中国から飛んでくる黄砂やPM2.5は年々深刻化しているはずなんですよね・・。実際にアトピー人口は減ったものの、アレルギー鼻炎人口は同じ期間で3.2%増加しているとの調査結果が出ています。
個人的にはこの数年で韓国内でアトピーの認知が拡大し、ケア関連市場も大きくなったことで、アトピー対策が体系化され始めたことが原因なのでは、と考えています。

それにしても新年早々なんと喜ばしいニュースではないですか!
韓国ではこのようにアトピー人口を6年にかけて継続的に調査している団体が存在していて、政府も企業もアトピー対策に本気で取り組み、その結果がきちんと数字に表れているわけですね。しかも韓国ではこういった情報がアトピーと検索したらすぐに見つかります。

毎回言ってることですが、日本でも今年こそこういう動きが加速されると良いなぁと切実に思います。

※参考:韓国日報, 2016, 01, 06, 『‘선진국 병’ 아토피성 피부염ㆍ천식 감소세로』( http://www.hankookilbo.com/v/951b8e376bde4100a52aa154a06fadf0)

この記事を書いた人

野村 千代
野村 千代
untickle発起人。生まれつきアトピーで重度の症状により過熟白内障を患い失明状態に。その後も症状の悪化により3度社会生活を中断。2013年に本格的なアトピー改善に取り組むも、情報混乱のせいでなかなか自分に合う対策法が見つからず、苦労したことがきっかけで、untickleを立ち上げる。
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