韓国ではアトピーは女子より男子学生、中学より高校生、裕福な家庭の子ほどなりやすい

皆さん、こんにちは。久しぶりに韓国のアトピーネタを書こうと思います。今回は個人的にとても面白いと思ったニュース記事を見つけたので、その内容を意訳してご紹介します!

アトピーの発症・有症率は年齢よりもストレスに強く影響を受ける

男子学生
韓国の中高学校に通う学生のアトピー発症リスクは、男子が女子よりも約1.5倍、有症率においては1.45倍高い。

6月22日に開催された韓国食品コミュニケーションフォーラム(KOFRUM)で、ウルサン(蔚山)大学食品栄養学科イ・ジへ教授は、353万2149名の青少年(中1〜高3)を対象に行なった青少年保健行動オンライン調査をもとに、アトピーとボディマス指数・摂食との関係を分析した結果、この事が明らかになったと発表した。

さらにイ教授は「高3学生のアトピー有症率は、中1学生よりも12%ほど高かった」とし、「これは年齢が低いほどアトピーになりやすいという通念を破る結果だ」と指摘。

アトピーは生活環境汚染・ストレス増加によって、免疫力が低下した人がなりやすい疾病として知られているが、イ教授は高3学生の過度な学業ストレスが、アトピー有症率を高めた可能性を提起した。

いわゆる箱入り娘、箱入り息子はアトピーになりやすい

豪邸
また両親の経済力が高いほど、アトピー有症率が高いということも今回の研究で注目する結果である。高所得世帯のアトピー有症率は低所得世帯学生の1.09倍だった。

イ教授は論文のなかで、「社会・経済的水準が高い家庭の子どもは、細菌などに触れる機会が少ない」とし、「これにより免疫力が低下し、アレルギー疾患になるリスクが高くなることを’衛生仮説'(hygiene hypothesis)」と言うと説明した。

BMI数値とアトピーの発症・有症率は比例する

Body mass index BMI
今回の研究では、肥満の尺度であるボディマス指数(BMI)が高くなるほど、アトピーにかかるリスクが増加するということが分かった。BMIは自身の体重を身長(mに換算)の二乗で割った数値。他の学生よりもBMI数値が1高いとアトピー有症率が1.008倍であった。

また食品に関しては、野菜を沢山摂取するほどアトピー発症率が低かった。

中高生を野菜摂取量によって5等級に分類した場合、最高等級(野菜を最も沢山食べる)学生のアトピー有症率は、最低等級学生よりも10%も低かった。

これは野菜に含有されたビタミンCなどの各種抗酸化成分が、アトピー予防に肯定的な影響を及ぼしたと言える。

イ教授は「(自身の今回の研究結果を根拠にした)最善のアトピー予防法は、正しい食習慣と運動を通じた体重管理」であると強調した。

なお今回の研究結果は、大韓栄養士協会の学術誌最新号で発表された。

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ちなみにこの統計の背景として、韓国は日本に比べて競争社会であり、いわゆる「勝ち組」になるには、良い大学に入れるかどうかがとても重要になってきます。そして受験においては、私立でも国立でも日本でいうセンター試験での成績が最も重要になってくるので、日本よりも受験戦争が熾烈です。

それにしてもBMIとアトピーの有症率が比例するというのはとても面白いですね。今回は学生を対象にしていますが、恐らく成人の場合も似た傾向なのではないかと思います。そしてこれに関しては日本でも同じかと。

という訳で私は今日からダイエットしようと思います…。

※元記事 : 중·고 남학생 아토피 발생 위험, 또래 여학생의 1.5배(메디컬투데이 강연욱, 2016/6/22)

この記事を書いた人

野村 千代
野村 千代
untickle発起人。生まれつきアトピーで重度の症状により過熟白内障を患い失明状態に。その後も症状の悪化により3度社会生活を中断。2013年に本格的なアトピー改善に取り組むも、情報混乱のせいでなかなか自分に合う対策法が見つからず、苦労したことがきっかけで、untickleを立ち上げる。
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