アトピー当事者に共通している8つの性格・思考・言動

皆さん、こんにちは。もうすぐ20代が終わるということもあり、世間の見る目も変わるなか、最近自分の性格や行動、思考などについて省みる頻度が増えています。自分の性格や普段の言動について考えるとき、やはりどうしてもアトピーが密接に関係しているよなぁと感じます。

また最近当事者の方々に会う機会が増え、その方々とお話をしているなかで、何となく自分と言動が似ている方だなと思う瞬間が度々あります。こういった経緯から、アトピー当事者の性格、言動、思考に関して興味を持つようになり、調べてみました。

アトピー当事者に共通して見受けられる8つの性格・思考・言動

checklist
論文資料のなかからアトピー当事者の性格・思考・言動に関して具体的な記載があった部分を引用・意訳しました。

(1)

“アトピーの人の性格は白黒つけないと前に進めない人が多い。完璧に遣り上げないと納得できない人が多い。ぼちぼちやるとか、出来ることからやっていくとは考えない人が多い”

(2)

“成人アトピー患者は他の患者よりも、より不安でより憂鬱な状態であり、より容易に憤りを感じやすく、憤りに対して適切な対応をすることができない”

(3)

“興奮しやすく、ストレスに対して適切な対処ができず、偏執病の傾向がある”

(4)

“気分の変化が激しく、憂鬱になりやすく、少しのストレスに対しても過度に過敏反応し、慢性的に不安を感じ、憤りに対して不適切な反応を見せる”

(5)

“アトピー患者は正常な人の集団と他の皮膚疾患患者の集団に比べ、神経症の傾向が強く見受けられ、憂鬱およびヒステリーの傾向がある。また慢性皮膚疾患をもった患者(乾癬とアトピー)は正常の人に比べ、憂鬱と不安の水準が高く現れ、日常生活の支障と、高い水準の疲労を訴えた。さらに心理的な苦痛によって、低い受容感と生活の質が低下していて、社会的連帯を回避する性向も見せた”

(6)

“情緒的な不安感としてイライラや怒りをあらわにし、過度なストレスによって対人を避け、うつ病のような現象が起きる”

(7)

“深刻なストレスによって職業に就かず、教育に没頭することが難しいと感じる”

(8)

“青少年と成人の約20%がアトピーのせいで恋人を探すのに難しさを感じていた。また成人患者の10%は職場で差別やいじめにあった事があり、6人中1人は就職面接や職業選択にアトピーが妨害となっていて、対人関係もストレスに感じるが、繰り返されるアトピーの再発とこれによる皮膚炎のせいで、患者2人のうち1人はうつ病を経験していると調査された”

※(1)引用元:淀川キリスト教病院皮膚科治療法について(淀川キリスト教病院 皮膚科, 2013)
※(2)~(8)引用元:수용-진념 프로그램이 성인 아토피 환자들의 생활 스트레스, 상태불안 맟 파부과적 삶의 질에 미치는 효과(전북대학교 심리학과 이지연 손정락,2009)

アトピーは皮膚科+精神科・心療内科が並列の関係で治療に取り組むべき疾患

Depression
皆さんはどれ位当てはまっていたでしょうか??その時期の発症部位や症状、過去および今の環境などによって当てはまる項目数が変わってくるかと思うので、あくまでも参考程度に見て頂ければと思います。

ちなみに私の場合、20代中盤の症状が良かったときの自分は4割くらいですが、ここ1年ほどの自分は7~8割くらい当てはまっていてビックリしています。あと個人的には「アトピーの人は依存しやすい」という仮説ももってるのですが、今回の調査では関連論文は見つかりませんでした。

また、上記の8つの項目はほとんどがマイナス的な内容ですが、プラス的共通項もあるはずだと思うので、また論文が見つかり次第記事にしようと思います。

それにしてもアトピーによる精神面やQOLへの悪影響はこうして文字にしてみるとやはり深刻ですね…。いま日本ではアトピー診療ガイドラインに関しては皮膚科医が主体となっていますが、これからは精神科や心療内科によるアトピー診療ガイドラインも必要になるのではと思うこの頃です。

この記事を書いた人

野村 千代
野村 千代
untickle発起人。生まれつきアトピーで重度の症状により過熟白内障を患い失明状態に。その後も症状の悪化により3度社会生活を中断。2013年に本格的なアトピー改善に取り組むも、情報混乱のせいでなかなか自分に合う対策法が見つからず、苦労したことがきっかけで、untickleを立ち上げる。
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