「成人アトピーの原因は心にある?」(湯原温泉治療記・後編)

湯原温泉病院

 

 

こんにちは!untickleライターのShinです!

さて今回は、前回の記事「中国地方の名アトピー療養場、湯原温泉レポ!」の後編をお届けします!

一夜明けて今日は診察の日です。

湯原温泉街からおよそ2キロほど離れたところにある『湯原温泉病院』に向かいます。湯原温泉街から向かう場合、前回の記事で紹介したコミュニティバスに乗ることになりますが本数が限られているため、時間帯だけは気を付けましょう。(^^;

 

■湯原温泉病院のメリット

 

この病院の特徴は、アトピー治療のために湯原温泉の源泉を使用していること、またアトピーの人向けに個別の浴槽(よくそう)が設けられていることです。

アトピーの人は身体に傷や色素沈着があると、他の人とお風呂に入ることに抵抗がある方もいると思います。
しかし、ここではありがたいことにアトピーの治療を受けている方専用の個人用浴槽が設けられています!

入浴時間は朝の7時から11時、午後は14時から20時まで設定されており、その間は何回入浴してもOKです。 (※アトピー治療の方が複数いらっしゃる場合は順番制となります)

 

■入院治療もできます

 

この病院がアトピー患者の入院を受け入れるパターンは以下の2パターンです。

  1. 自分で入院を申し出る
  2. 他の病院からの紹介を受ける

1についてですが、前もってこの病院の皮膚科を受診する必要があります。ただし皮膚科の開設は1ヶ月に1度、毎月第2土曜日のみとかなりのピンポイント開設になっているため、それに合わせて訪問する必要があります。遠方からお超しになる場合は事前に確認しておきましょう!

2については、大阪の淀川キリスト教病院の皮膚科が必要に応じて紹介をしています。(※淀川キリスト教病院自体もアトピー治療では有名な病院ですね。)

入院中の生活はと言うと非常にシンプルで、朝は8時に起床して朝食を食べた後入浴し、院外に出て自然の中を散歩したり、院内で静かに過ごす、その後食事、入浴、就寝というサイクルで過ごしていました。

症状が治まって軽度になってきた方であれば数日間の湯治で事足りますが、脱ステロイドを始めてリバウンドが気になる方、長い間治療に励んでいるものの、炎症がなかなか静まらない方は物は試しということでこちらの病院への入院をおすすめします。

自分はと言うと、昨年の春に一大決心をして脱ステロイドをはじめましたが、その後の数ヶ月間にわたってリバウンドの症状がはじまり、日常生活がままならない日々が続いていました。

そんな時、家族に湯原温泉の存在を知らせてもらって実際に足を運んだことがきっかけとなり、その後の入院を経て症状を落ち着かせられました。

自分のアトピーが心因性であると診断されたのもこの病院での診察が初めてで、対処療法ばかりを追い求めていた自分にとって大きな転機になりました。

温泉病院の食事
(『食事は腹八分目が基本』と皮膚科の中村敬先生からのお言葉。お肉も出ますが基本は菜食中心です)

入院してみると「特段変わったことはしなくても身体は回復する!」ということを実感しましたし、精神的にリラックスしていられた日々だったと思います。

「成人アトピーは心が原因」と、言葉にすると短くて何でもないことも、解決するためにはそれなりの工夫や労力が必要ですが、一人ではなかなかそうしたことに取り組めないこともありますよね。

そんな時、私のように病院を使って治療に取り組んでみることも方法のひとつかも知れません!

■湯原温泉はどんな人に向いている?

 

①病院でのステロイド剤処方にうんざりしている人
②健康法や運動等を自分なりに試してみたはものの、一向に改善しない人
③心機一転、新しい環境で自分の治療を進めてみたい人

こうした方々には湯原温泉の施設、病院はとてもお勧めできると思います。温泉への入浴を毎日続けることで脱ステロイド剤のリバウンドが軽減できます。

地方は都会と違って交通手段や娯楽が少ないですが、地域で取れる野菜、水はとても新鮮で身体に良いものばかりです。また、自分がいかにノイズの多い場所にいたのかを痛感させられます。そして次第に環境に馴染んでリラックスしていきます。
湯原温泉_自然
(美しい自然を眺めていると、次第に気持ちもリラックスしていきます)

もちろん、肌の状態や体質によって泉質の合う・合わないがあるので、まずはお試しで一泊程度足を運んでみるのが良いと思います。

以上、前回と今回の2編にわたってお送りしてきた湯原温泉街のレポートでしたが、その魅力を感じていただけましたでしょうか?

豊富温泉のように積極的にアトピー患者の受け入れを進めているわけではないものの、その泉質や環境にはアトピー患者の治療方法や体質改善についての未来が詰まっているようにも感じられます。

ぜひともこうした場所を活用していただき、皆さんの症状が少しでも健やかになることを祈っております!

 

(前回記事)

「中国地方の名アトピー療養場、湯原温泉レポ!」

 

Shin

 

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この記事を書いた人

shin
shin
1982年生まれ。早稲田大学卒。社会人生活6年目。大学四年にアトピーが発症してから、現在に至るまで様々な治療を試みながら、アトピーケアと仕事の両立について前向きに取り組んでいる。『大学退学後、契約社員を経て再入学を果たす』『ヨーヨーのプロデモンストレーターとして、全国各地でデモンストレーションを行う』『学生、社会人向けの勉強のコツを記した本の編集』など、異色の経歴を持つ。人の話を聞く役回りが多く、とある恩師に師事して学んだ心理的アプローチを通じて、『知り合った相手すべてに安らぎと笑顔を与えること』をモットーとしている。
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