アトピーの人に今一番足りていないのは「笑う」環境かもしれない

慢性アトピーの人にとって痒みや痛みはもはや「足がむくんだ」「ニキビがでた」と同じくらい普段の生活に密接している症状です。かくいう私も生まれつきアトピなので、これまでの人生の中でアトピー症状が全くでないときがありませんでした。

生活習慣と密接に関わっているアトピー。食事や生活環境には気をつけなくてはいけないし、ストレスや疲れが溜まると症状が悪化するし、メイクや服の繊維にも気を使わなくてはいけないし・・アトピーの人はとにかく我慢すべきことが沢山ありますよね。

症状が悪化すればするほど身体的にも精神的にも余裕を無くし、日々の生活から笑いが減っていき、人生がつまらなく思えてきます。

ところがアトピー症状の改善に、この「笑い」がすごく有効だということが科学的に証明されているそう!そこで今回はアトピーと笑いについてまとめてみました。

痒みスイッチが入ったときは「笑い」が効果的

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“チャップリンの有名な映画「モダン・タイムス」(87分間の映画です)を、アトピーの方が観て笑うと、アレルギー反応が激弱することが判明しました。しかし、対照として、笑いのない天気予報のビデオを同じ87分間観た場合は、アレルギー反応の激弱は起こりませんでした。”

つまり映画や漫才などの「笑える鉄板ネタ」をストックしておいて痒みスイッチが入ったときや、症状がしんどい時期に意図的に観れば、早期改善に繋がるという事ですね!「しんどいのにそんな余裕ないよ」という気持ちもありますが、どうせしんどいのなら無理にでも笑ってみる価値は多いにありだと思います!

定期的に笑えば、痒みを予防できる

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“アトピーの人はいろいろなストレスに敏感です。携帯電話で2時間メールをやりとりすると、アレルギー反応が増強します。…(中略)しかしこのとき、前もって「モダン・タイムス」を観て笑っておくと、この増強が激弱されます。このように、笑いはストレスによるアレルギー反応の増強を予防するのです。”

普段夜遅くまで仕事をしたりすると、笑う機会が少なくなりがちです。運動や規則正しい生活も大事ですが、定期的に笑える環境やネタを見つけることで、もっと気軽に症状をコントロールできるかもしれませんね!

ムズムズで眠れない夜は一笑いしてから寝よう!

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“メラトニンという睡眠に関係するホルモンがあります。アトピーの方は、不眠に悩まされていることが多く、これはこのメラトニンの分泌が、健常人に比べて夜間に著明に減少していることも一因です。そこでMr.ビーンの「ザ・ベスト・ビッツ・オブ・ビーン」を観て笑ってもらいました。笑った日の夜間は、唾液中のメラトニン分泌量が著明に増加していました”

体のあちこちが痒くて眠れない現象はアトピーの人には「あるあるネタ」です。よくある事なのですが、どう対処すればいいか分からずただ眠れないまま朝を迎える人も多いのではないでしょうか。そんな時は一度好きな漫才や映画を観て笑って眠るのも良いかもしれません。

 

いかがでしょうか??このように、アトピーの抑制に「笑い」は大きな効果をもたらすことが実証されています。笑える環境は様々ですし、人によって笑える基準やツボが違うので、具体的にこれがオススメ、といのは言いにくいですが、アトピーの人にはやはり漫才やバラエティ、映画など、家でくつろぎながら笑える映像系が相性良いのではないかと思います。

不便なことが多いアトピーライフですが、私ももっと意識して笑える環境を作っていきたいと思います!

 

※参照・引用元:『笑いを科学する〜ユーモア・サイエンスへの招待』木村洋二編 / 新曜社 / 2010 /

 

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この記事を書いた人

野村 千代
野村 千代
untickle発起人。生まれつきアトピーで重度の症状により過熟白内障を患い失明状態に。その後も症状の悪化により3度社会生活を中断。2013年に本格的なアトピー改善に取り組むも、情報混乱のせいでなかなか自分に合う対策法が見つからず、苦労したことがきっかけで、untickleを立ち上げる。
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