皮膚科に通うアトピーの人に必要な3つの心構え

今年の4月、横浜市の山口病院が「ステロイドを含まないアトピーの治療薬」として、強いステロイドを含んだ「漢方クリーム」を処方していた事件が明るみになりました。大変憤りを感じています。
<参考>
アトピー用クリーム処方問題で横浜の山口医院 漢方専門家の医師免許確認できず

この事件をきっかけに、皮膚科医との付き合い方について改めて考えるようになりました。私自身の体験も踏まえ、考えをまとめてみます。

皮膚科医にあんまり期待しない

 

今までいろんな皮膚科医に会ってきた結果、「この先生なら必ずやアトピーを治してくれる!」みたいな過度な期待はしないようになりました。

私はこれまで、病院や民間の温泉療法など、いろんな治療機関を渡り歩いてきました。色々試してもあまり良くならず、失望して他を探す日々。そのうち、「どこの病院でも変わんないな」と思って近場の通いやすい皮膚科に通うことにしました。

そうして皮膚科医に期待することを止めると、不思議とが立たなくなるものです。皮膚科医を上手く味方にして乗り切ってやろう!と前向きになれた気がします。というか、前向きにならなきゃやってられないですよねー。

 

主役は自分、皮膚科医は応援団

主役は自分、皮膚科医は応援団

 

「皮膚科医に依存も対立もしないで、対等にお付き合いしようよ」ってことなんだと思います。皮膚科医に限らず、お医者さんが診てくれるのは病気の部分だけ。生活全体を考えてくれるわけではないですからね。

糖尿病を例にして考えてみます。
糖尿病治療の中心は、食事や運動などの生活習慣の改善です。飲み薬やインシュリンも重要ですが、基本的には補助的だったり重症化したときに用いるもの。お医者さんは生活指導やお薬を出しはしますが、病気をコントロールする主役はあくまで患者自身。不摂生をして血糖値が上がってしまったからといって、お医者さんを責めたりしませんよね。

アトピーも糖尿病と同じ慢性疾患です。お医者さんに治してもらおうと思わず、日々の生活を乗り切るための応援団として一緒に取り組む感じが良いと思います。いわゆる「名医」の評判よりも、相性やコミュニケーションの取りやすさ、通いやすさを基準に選ぶのもアリかも知れませんよ。

 

調子を保つマイルールを考えよう

マイルール

 

私はアトピーが悪化するときは、たいてい生活習慣で何かやらかしちゃってます。お風呂に入らず寝てしまったとき、イライラが多いとき、油ものを多く取ったとき、睡眠不足のとき。などなど。どの皮膚科医にかかるかよりも、マイルールを守り続けることの方が自分にとっては大事かも。無理が効かない身体だとわきまえて、日々のメニューを淡々とこなすのです。

私のマイルールはどんなかなーと考えてみました。

・家に帰ったら早めにお風呂に入る(シャワーでもOK)
・ファストフードやスナック菓子、油ものは控え目に(ストレスにならない程度で)
・仕事は楽しく! イライラのもとは遠くに追いやる(皮膚が薄い分、つらの皮は厚く)
・休みの日はとにかくしっかり寝る(理想は14時間くらい)
・一時的にステロイドに頼っても良いじゃないかと開き直る(個人の見解です)
・調子を崩しても気にしない(重要! でも最も難しい)

多くが当たり前のことなんですが、継続するのはなかなか難しいですよね。マイルールを破ったときにお肌が「無理してるぞー」とサインを出してくれるイメージです。ステロイドについては複雑な思いですが、今のところはこんな感じです。

お肌の調子を保つために、多くのアトピーの人は何かしら気をつかっていると思います。みなさんはどんなマイルールがありますか?

 

☆☆☆☆☆☆untickleからのお知らせ☆☆☆☆☆☆

untickleSNSバナー

 

この記事を書いた人

桑田 久嗣
桑田 久嗣
1983年生まれ、生まれつきアトピー。中学時に脱ステによる離脱症状から不登校になり、白内障の手術も経験。大学時よりステロイド再開し、皮膚科に定期通院。大卒後、不登校の経験を生かして福祉の相談窓口で働く。自分のコンプレックスをオープンにして新たな人のつながりを作りたいと思い、アンティクルに参加。Twitter:@wa9ta
[`evernote` not found]
Pocket
LINEで送る