アトピーを抱えていた自分が選んだ、3つのアルバイト

 

 

前回は「アトピーの人がアルバイトを選ぶ際に気をつけたい3つの職種」をご紹介しましたが、今回はその続編として、『これならアトピーの人でもできる!』という職種について、自分の経験を踏まえて書かせていただきたいと思います!

 

その前に、前回の振り返りとして、気をつけるべきポイントを整理してみます。

その1. 傷や炎症の赤みが接する相手の目につかないか?
その2. 日常業務や掃除で水を頻繁に使う機会があるか?
その3. 傷や炎症の痛みが負担にならないような仕事か?

これらのポイントのもと、自分が実際に続けられたアルバイトを3つご紹介したいと思います!

 

1. 書店でのアルバイト

書店のバイト

 

前回、対面での接客業はあまりおすすめではない、と書いたのですが、書店における接客業は、お客さんと接するタイミングがレジの会計時に集中しているため、接客時間はごくわずかでしたので、ほとんど気になりませんでした。

また、僕の中でうれしかったのは、手袋を着けての仕事です。書店でのバイトは、レジの時間帯以外は書棚の整理に回るのですが、その際、書籍を痛めないためと、本のカバーのふちで手を切らないようにするため手袋を着けて仕事をしていました。

本の整理用として手袋をつけられたことは、そのまま、当時皮膚炎を患っていた指先を隠せることにつながったので、僕にとっては一石二鳥でした。

指先を隠せることの利点に気づいた自分は、当時のスタッフのリーダーの方に、薄手の手袋を着けて接客しても良いか相談したところ、あっさり「良いよ。」とのお返事をいただけました。
それからは、レジに入る際も、手袋を着けて仕事をすることが増えました。

携帯電話のショップでも、電話機に指紋がつかないように手袋を着けて電池やSIMのセットアップをするスタッフもいるし、そんなに違和感がなかったのかもしれないと、当時を振り返った今では思います。

時給は800円台と低めですが、服装も自由ですし、水仕事も少ない、また、憶えることもそれほど多くはないのでおすすめです。

 

2. コールセンター

コールセンターのアルバイト

 

自分が長らく続けていたアルバイトのひとつがこれです。

対面での接客なし!
デスクワークのため負担が少ない!
服装自由!
水を使わない!

上記の4つのポイントすべてを満たしていて、かつ高時給(1,000円以上から内容によっては1,600円程度のところも!)
アトピー持ちの自分には非常にありがたい職場環境でした。

コミュニケーションスキルのレベルアップができたことや、敬語、ビジネス用語の基礎が身についたこと、自分の対応でお客さんが理解してくれたときの気持ちの充実感など、このアルバイトを続けていて得られたものは多かったと思います。

電話が苦手、という人は結構いるのですが、アルバイトで慣れておくことによって、その後仕事をしていく上でプラスになることは間違いないので、チャレンジして欲しいアルバイトのひとつです。

 

 

3. データ入力

 

データ入力のアルバイト

 

2007年頃から、データ入力のアルバイト募集を求人サイトや情報誌で見かけることが増え、物は試しと思って短期でチャレンジしたことがあります。

指示に従って黙々とデータを打ち込んでいくだけなのですが、ときに会社の運営しているサイトのオペレーション業務を手伝わされたり、モバイルサイトの動作チェックのヘルプに回ったり、会社の都合で仕事の内容が都度変わったりすることもあって、短い期間でしたが楽しかった思い出があります。

個人的に、この仕事でよいと思う点は、在宅勤務などにつながる働き方ができたことでした。
最近では、様々なワークスタイルが注目されるようになり、自宅にパソコンとインターネット環境さえ整っていれば、在宅で仕事ができる時代になっています。

ランサーズクラウドワークスのような「在宅で案件ごとに、仕事を外注する」サイトが増えてきました。このような活動により、在宅ワークの敷居の高さを払拭しようと活動されていますし、こうした仕事の仕方がきっかけで個人の仕事に結びついた例も少なくありません。

私はこのような体験を通じて、アルバイトを考えるときに「将来につながる」という視点も重要視してみるのも大切であると感じました。もちろんこの時は、未来にこのような動きがあるという事は全く意識していませんでしたが。

 

 

いかがでしたか?
今回はアトピーの自分でもできたアルバイトを紹介してみましたが、ポイントを繰り返し整理します。

・傷や赤みを隠せて、人の目を気にせずに済むこと
・肉体的な負担が少ない
・水仕事が少ない

時代が変わるにつれて、働き方も多様化しています。この記事を通じて、アトピーに悩む方々が、自分の症状にあわせた働き方を見つけられる一助となったら幸いです!

 

 

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この記事を書いた人

shin
shin
1982年生まれ。早稲田大学卒。社会人生活6年目。大学四年にアトピーが発症してから、現在に至るまで様々な治療を試みながら、アトピーケアと仕事の両立について前向きに取り組んでいる。『大学退学後、契約社員を経て再入学を果たす』『ヨーヨーのプロデモンストレーターとして、全国各地でデモンストレーションを行う』『学生、社会人向けの勉強のコツを記した本の編集』など、異色の経歴を持つ。人の話を聞く役回りが多く、とある恩師に師事して学んだ心理的アプローチを通じて、『知り合った相手すべてに安らぎと笑顔を与えること』をモットーとしている。
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