私が「アトピー人生も悪くない」と思えるようになった理由

 

生まれてからずっとこれまでの人生でアトピーを意識しない日は無かったと思う。どんなにアトピーが落ち着いている時期でも、どこかしらの部位に炎症があった。

どうして自分だけがこんな苦しい目に合わなくてはいけないのか。こんな風に産んだ両親を恨んだこともある。

 

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夏にVネックの半袖で街を歩きたい。思い切りお洒落もメイクも楽しみたい。普通の人にとってすごく当たり前にできる事が自分には出来ない。だから自分は普通じゃないんだ。いつの間にかそう感じるようになった。

アトピーが悪化して、3度の寝たきり生活を送る過程で、このままずっとアトピーの人生を送るなんて地獄に思えた。長くは生きたくないな・・。しんどすぎる。自然と10年後とかの自分を想像することができなくなった

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だけど、何だかんだ27年生きて人生を振り返ってみると、アトピーのおかげで今の自分があることに気付く。自分が普通ではなかったから、社会的に見ると少数派の新しい生き方をしている人達に関心がいくようになり、その世界にだんだん憧れるようになった。

実際に足を踏み入れてみると、10年後どうなってるか分からないけどとりあえず今を全力で生きる!という人たちばかりで、何だ、私ここでは普通じゃん、と自分の居場所を見つけられた気がした。

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そして今、これまで被害意識でしか見れなかった自分の病と向き合っている自分がいる。いまだに私はアトピーに苦しんでいるし、世の中の普通とか常識とは疎遠だし、自分の10年後も想像できない。

ただ一つ大きく変わった事は、「こんな人生も悪くないかな」と思えるようになった。普通じゃない部分が多いというのは、何かと人の記憶に残りやすいし、実は強みなのかもしれない

アトピーの人生は確かにしんどい。でも、苦しめられたまま死んでたまるか、という思いが今の自分を突き動かしている。

といってもまだまだ未熟で日々失敗ばかり。思いだけあっても形にしなければ意味がない。それでも素晴らしいチームメンバーに支えられながら、目標に向かって今日も試行錯誤を続けている。

 

 

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この記事を書いた人

野村 千代
野村 千代
untickle発起人。生まれつきアトピーで重度の症状により過熟白内障を患い失明状態に。その後も症状の悪化により3度社会生活を中断。2013年に本格的なアトピー改善に取り組むも、情報混乱のせいでなかなか自分に合う対策法が見つからず、苦労したことがきっかけで、untickleを立ち上げる。
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