大気汚染物質がアトピーに影響することが科学的に判明!

 

こんにちは!編集長の野村千代( @chiyostweet )です!

今回も韓国のアトピーニュースから、日本のアトピーの人にシェアしたい情報をお届けします。

アトピーの要因として主に言われているのが「免疫バランスの崩れ」ですが、韓国では、「大気汚染」も要因の一つであるという研究データが、発表されました。

下記、韓国のニュース記事の翻訳と私のまとめです。
(少し、読みにくい部分があるかもしれませんがご容赦ください。)

 

“韓国環境府は、サムソンソウル病院アトピー環境保険センターとソウル市保険環境研究院の合同研究結果、「アトピー皮膚炎症状と大気質の間に相関性があること」を明らかにした。

本研究は、2009.7月から2010.12月まで、サムソンソウル病院アトピー環境保険センターに来院した小児患者(平均35ヶ月)を対象に作成した症状日誌1880ケースを元に進行された。 – ※1

環境保険センターは、ソウル市保険環境研究院で測定した25箇所ある大気測定所の汚染物質濃度を比較・分析し、症状-大気汚染物質濃度間の相関性を研究した。- ※2

 

その結果、大気中の煤塵(PM10)、ベンゼントルエン総揮発性有機化合物(TVOC – ※3)の濃度が高い場合、アトピーの症状が悪化することが分かった。

一日前の患者のアトピー症状と比較し、煤塵(PM10)が1 ㎍/㎥増加すると症状が平均0.4%増加し、ベンゼンが 0.1 ppb増加すると症状が平均2.74%増加した。 – ※4

 

同じようにTVOCが0.1 ppb増加するとアトピー症状が平均2.59%増加することが分かった。

さらに、アトピー症状に影響を及ぼす主要要因が季節別に違うことも分かった。

春は温度が低く、スチレン濃度が高いほど、夏は亜酸化窒素とトルエン濃度が高いほど、秋は温度が高いほど、冬は煤塵(PM2.5)濃度が高いほどアトピー症状の悪化に大きな影響を及ぼす事が分かった。

このような研究結果は、海外の有名な学術誌に記載(JACI, 2013.6.13)されており、現在アレルギー疾患分野で多く注目されている。

 

サムソンソウル病院環境保険センター長アン・ガンモは「今後調査対象を拡大して再分析し、季節・汚染物質など環境的要因によるアトピーの予防ガイドラインを作る予定だ」と述べた。”

 

以上です。

 

大気汚染によって免疫に異常が起きアトピー悪化に繋がるという事は、確かに日常でも感じる事が多いです。(私は常に都会にいますので。)

 

詳しいことはもう少し調べる必要がありますが、ゴミゴミした都会より空気が澄んだ地方の方がアトピーの人に良いというのは、精神的な問題だけじゃなく、科学的にも立証されているのですね。

 

心も、環境もストレスなく暮らす事が、アトピーの人に取ってよい事なのですが、少しでもそれに近づける社会できるよう、私達もがんばっていきます!

 

※1:症状日誌:痒み、睡眠障害に対する程度を0~10段階で、皮膚の赤み、浸出液、浮腫みなどを0~3段階で区分し、毎日記録
※2:大気汚染測定項目は煤塵(PM10, PM2.5, PM1.0)、TVOC (total volatile organic compound)、揮発性有機化合物(benzene, toluene, ethyl-benzene, xylene, styrene)、窒素酸化物(NO, NO2, NOx)、相関性分析は症状段階の変化に対して一般化線形混合モデル(generalized linear mixed model, GLMM)を使用して遂行
※3:総揮発性有機化合物:300種以上の揮発性有機化合物を含み、代表的にはベンゼン、トルエン、キシレンなどが含まれる
※4:PM10の日々の大気環境基準は100 ㎍/㎥で、ベンゼンの年平均環境基準は1.5 ppb、症状日誌総合点数を元に統計作業を行い症状変化率を算出
※元記事:월간암 “대기오염물질, 아토피 피부염에 영향 끼쳐

 

 

 

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この記事を書いた人

野村 千代
野村 千代
untickle発起人。生まれつきアトピーで重度の症状により過熟白内障を患い失明状態に。その後も症状の悪化により3度社会生活を中断。2013年に本格的なアトピー改善に取り組むも、情報混乱のせいでなかなか自分に合う対策法が見つからず、苦労したことがきっかけで、untickleを立ち上げる。
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