私が思う、アトピーの人がアトピーと向き合う時の3つの障害

 

今回はアトピー患者である私が、実際にアトピーに向き合って生活していく際に、障害となった事について書きたいと思います。

前回の自己紹介の記事で紹介した通り、私は生まれつきのアトピーで、寝たきり生活を数回経験したにも関わらず、これまでずっとアトピーときちんと向き合うことをしてきませんでした。

では、どうしてできなかったのか?

 

みんな、アトピー改善の為にはどうすればいいかがわかっている

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恐らくアトピーを患っている方の殆どがアトピーの改善の為には、少なくとも
・規則正しい生活をする
・野菜中心の生活
・添加物を避ける
・ストレスを溜めない
という事が大事だということは、多くのアトピーの人が分かっているのではと思います。

アトピーに向き合うようになった今、私は多くのアトピーに関する書籍やサイト情報を見ながら勉強をしていますが、どれを見ても結局は上記4つに集約されているようです。

 

学業・仕事に一生懸命になればなるほどアトピー治療の両立が難しい

 

あらゆる事において要領の悪い私にとって、第一プライオリティとアトピーの治療を同時にこなす、というのはたやすい事ではありませんでした。

10代の時は学業と部活、20代になると仕事中心の生活を送りましたが、脳と24時間の大半をこれらの為に使っていた為、食事や自己管理はどうしてもおざなりになってしまっていました。

現実的に一生懸命に部活や仕事をしていると、一日のうち自由に使える時間はすごく限られてきます。
朝・昼ご飯は特に時間が無いため、コンビニで食事を済ますことも多々ありました。

また人脈を築けば築くほど友人や同僚との付き合いなどで食事をする事も少なくありません。

まだ社会的地位も無い私がその度に「アトピーだから」という理由で断ったり、毎回自然食品のお店に行こうなどと言っては、社会生活に支障が出てきます。

 

お金がかかる

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東京とソウルで生活していた私にとって、無添加の野菜や商品のみで生活するには費用がすごくかかりました。そもそも近所で手に入らないモノが多く、殆どをネットで手に入れていましたが、近所のマートで買うよりも1.5倍から2倍以上するので、一人暮らしをしながらこれらを継続して購入するには、一か月自由に使えるお金の殆どを使ってしまう事になります。

つまり、お金に余裕が無かった私にとって、食品から生活用品まで無添加の商品を購入し続けることは相当な負担でした。

 

ステロイドに甘えてしまう

 

基本的に自分に甘い私にとって、即効性のあるステロイドは本当に有難い魔法の薬でした。副作用云々ということも何となく知ってはいましたが、それよりもその瞬間の痒みや痛みを和らげてくれることの方が、当時の私にとっては大事だったのです。

医者の指示もきちんと守らず、塗りたいときに塗りたいだけ塗り、他の食事だのストレス管理だのは二の次でした。そしてきちんと病院に通わず、ステロイドが切れたときだけ病院に行っては「忙しい」という理由で、行く度に多めに処方してもらっていました。

 

以上が、私がこれまでアトピーに苦しみながらも向き合わなかった理由です。「要はダメ人間だったってことね」と言ってしまえばそれまでですが、いま私と同じように苦しんでるアトピーの方々も共感して頂ける部分があるのではと思います。

 

情報を知っていることと、自分で実践できることは必ずしもイコールではありません。私がアトピーと向き合えなかったのは、覚悟が無かったと同時に、その環境下ではなかったことも要因だったと思います。

 

このような背景を考慮しつつ、untickleでは、1人でも多くのアトピーの人の問題が少しでも解決し、暮らしやすい社会を作っていくのに、貢献できればと思います。

 

 
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この記事を書いた人

野村 千代
野村 千代
untickle発起人。生まれつきアトピーで重度の症状により過熟白内障を患い失明状態に。その後も症状の悪化により3度社会生活を中断。2013年に本格的なアトピー改善に取り組むも、情報混乱のせいでなかなか自分に合う対策法が見つからず、苦労したことがきっかけで、untickleを立ち上げる。
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